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LEARNING 考古(縄文時代)

縄文時代
(約1万3千年~2千3百年前)

今から約1万3千年前に、縄文時代が始まりました。床を掘り下げ、まわりを草で囲んだ家に住み、シカやイノシシなどの獣(けもの)や魚・貝、木の実などをとって暮らしていました。

  • 縄文時代1
  • 縄文時代2
  • 縄文時代3
  • 縄文時代4

縄文時代に発明された弓矢と土器が、生活を豊かにしました。弓矢で獲物をたくさんとれるようになりましたし、土器で煮て食べることができるようになり、栄養をたくさんとれるようになったからです。

  • 弓矢の矢じり
    弓矢の矢じり

    是川一王寺遺跡

  • 骨のもり
    骨のもり

    長七谷地貝塚

  • 骨の釣針
    骨の釣針

    長七谷地貝塚

縄文土器について

縄文土器について

ほとんどの土器の表面に、縄をおしつけた文様がついているところから、縄文時代という名称になりました。縄の文様が何を意味しているのかは謎です。
柔らかい粘土で形をつくり、焼いてかたくして器を作る技術で、人類が長生きをできるようになりました。土器は、なべ・容器・食器などの役目をしました。

縄文時代は約1万年間も続きましたので、その間には土器の形にも変化がありました。

  • 草創期(約1万2千年~9千年前)

    土器が発明されました。縄の文様はまだつけられておらず、木や貝などの物をおしつけた文様がつけられています。

  • 早期(約9千年~6千年前)

    縄の文様がつけられはじめ、とんがり底の土器が多く作られました。

    • 長七谷地遺跡
      長七谷地遺跡
    • 長七谷地遺跡
      長七谷地遺跡

    土器に貝を押し当てて文様がつけられています。

    • 田面木平(1)遺跡
      田面木平(1)遺跡
  • 前期(約6千年~5千年前)

    平らな底がつくようになりました。

    • 蟹沢遺跡
      蟹沢遺跡
    • 蟹沢遺跡
      蟹沢遺跡
  • 中期(約5千年~4千年前)

    ひも状の飾りをつけたりするようになりました。

    • 松ヶ崎遺跡
      松ヶ崎遺跡
  • 後期(約4千年~3千年前)

    椀・皿・きゅうす型など、様々な形の土器が作られるようになりました。

    • 町畑遺跡
      町畑遺跡
  • 晩期(約3千年~2千3百年前)

    形の種類が多く、きれいな文様がつけられるようになりました。
    また、“うるし”を塗る赤色の土器も多く作られました。

    • 八幡遺跡
      八幡遺跡
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